何事も、やってみないと分からない。
「挑戦」できるフィールドで、自分の世界を広げていく。
Kato.M
クリエイティブ部 デザイン課 課長
2015年 中途入社
2012に大学卒業後、営業職としてキャリアをスタート。その後、社内異動でデザイナーに転身。2015年にHRビジョンへ入社。デザイナーとして『日本の人事部』における各種サービスのデザイン業務を担当。2025年にデザイン課の課長へ昇進。現在はデザイナー業務に加えて、メンバーのマネジメントにも携わっている。

デザイン経験ゼロ。営業から、デザインの道へ
―― 加藤さんがデザイナーになったきっかけについてお聞かせください。
私が新卒で入社したのは教育系の事業を展開するIT企業でした。最初は営業職として入社したのですが、仕事に取り組むうちに「何かほかのことにも挑戦したい」と考えるようになりました。そんな時、制作部への異動を打診されたのがデザイナーとしてのキャリアのスタートです。
Webの知識が全くない状態での挑戦だったので、最初は分からないことだらけでした。休みの日にHTMLやCSSについて勉強したり、自分で小さなサイトを作ったりすることで、だんだんとスキルと知識が身についていきました。

―― 転職を考えた理由を教えてください。
前職も自社サービスを展開している会社だったのですが、「マーケティング部門からの要望を形にする」仕事をしていて、できることの幅が限られていました。「コンセプトから考えたり、サイト全体のディレクションをしたり、もっと裁量大きくデザインに携わりたい!」という理由で転職を考えるようになりましたね。
―― HRビジョンへの転職を決めた理由をお聞かせください。
理由は主に三つあります。
一つ目は、幅広い業務に携われるからです。デザインのコンセプトから企画し、自らの手でデザインをした上で、Web分析ツールやイベント会場でユーザーの反応を見られる点に魅力を感じました。
二つ目は、事業内容に魅力を感じたからです。前職でも教育系の事業に携わっており、以前から「人」や「組織」に興味がありました。『日本の人事部』のWebサイトを見た時に、「コンテンツが面白い」と感じました。また、Webサイトだけでなく、イベント事業も手掛けており、一つの会社にいながら、さまざまな事業に携われることにも魅力を感じました。
三つ目は、「人」です。面接で話した社員は、一緒に働きたいと思える方でした。相手の意見をまずは受け止め、互いに尊重し合う文化があると思います。
企画から分析まで、全てに携われるから面白い

―― デザイナーの具体的な業務内容について教えてください。
主に、『日本の人事部』のWebサイトやイベントに関するデザインを手掛けています。これは、業務全体の7割程度ですね。
Webサイトに関しては、『日本の人事部』のサイトがより使いやすく、見やすくなるかを考えてデザインに落とし込みます。イベントにおいては、特設サイトや会場で使用する装飾物など、様々なデザインに携わります。
次に、『日本の人事部』のサイトに掲載される企業様(お客様)の広告デザインです。これは業務全体の3割程度。記事やバナーをはじめとした制作物を手掛けています。
また、『日本の人事部』のWebサイトやイベントにおける改善プロジェクトにも参画しています。職種や年齢に関係なく意見を出し合いながら、主体的にサービスをより良くしていけるのは、HRビジョンならではの良さだと思っています。
―― 事業内容への共感がHRビジョンへの入社理由の一つだと思います。仕事の中で「人」と「組織」に対する影響力を感じる場面があれば教えてください。
年間で約4万人が参加する「HRカンファレンス」は、やりがいを感じる仕事の一つです。私たちが手掛けるHRカンファレンスのWebサイトはイベントの「顔」。多くの人事パーソンの目に触れ、イベントへの参加を促しているという点で、大きな影響力を実感しています。
イベント中にはチャットで活発な議論が交わされたり、イベント後にはSNSで講演の感想が投稿されたりするのを見ると、やはりうれしいですね。「HRカンファレンス」はオンラインイベントですが、オフラインイベントでは、実際に参加者の顔を見ることができます。参加者の反応に触れるたびに、「私たちの仕事が、多くの人事や組織の成長につながっているんだ!」とやりがいを感じます。
―― 今まで取り組んだ仕事の中で、最もやりがいに感じたエピソードを教えてください。
ディスカッション型イベント「HRラウンドテーブル」は私がデザインのコンセプトから設計し、実際にデザインも手掛けました。他社のイベントを分析し、差別化できるポイントを見つけ、独自のコンセプトを立てました。前例のないイベントをつくることは一筋縄ではいきませんでしたが、その分やりがいも大きかったですね。
現在もこのイベントは続いており、2025年で4回目を迎えます。事業が多くの人に受け入れられ、成長していく過程を間近で見られるのは、本当に面白いです。前職ではできなかった経験ですね。
―― 加藤さんは2025年の4月にマネージャーに昇進されました。マネージャーとしてのお仕事はいかがでしょうか。
マネージャーとしての主な仕事は、チームやメンバーの目標を設定したり、定期的に面談をしたりしながらメンバーをサポートすることです。今までは、一人の「デザイナー」として仕事をしていましたが、マネージャーになったことで、「チームで結果を出す」という意識が強くなり、視野が広がったと感じています。
デザイン課のメンバーは、Webを動かすプログラミングやコーディングが得意な人もいれば、デザインが得意な人もいるなど、それぞれ異なる強みを持っています。それぞれの強みをコラボレーションさせ、をチームとして最高のパフォーマンスを目指す。簡単なことではありませんが、メンバーの強みを生かして事業の成長へとつなげられるマネージャーになりたいですね。
「興味・関心」が、仕事への情熱につながる
―― 最後に就職活動中の学生さんへのメッセージをお願いします。
HRビジョンの事業内容に興味を持ち、デザインで事業を成長させることに喜びを感じる方に活躍いただきたいなと思います。事業の成長に直結するデザインができるのは、事業会社ならではの醍醐味です。
また、私自身、デザイン未経験でこのキャリアをスタートし、今では課長としてマネジメントに携わっています。様々な挑戦を通して、見える世界が広がりましたし、得た経験は私にとって大きな財産です。チャレンジ精神を持ち、自ら学び、主体的に行動できる方であれば、きっとHRビジョンで活躍できるでしょうし、そういった方と一緒に働けることを楽しみにしています。

