学問の研究成果や人事リーダーの
重厚な知見を「届けたい」
Miyazato.M
クリエイティブ部 編集
2021年 中途入社
横浜市立大学卒業後、新卒で地方の新聞記者に従事。2020年から人事向けメディア『日本の人事部』や人事向けイベント『HRカンファレンス』の企画・編集業務に従事。HR情報誌「LEADERS」の企画・編集・進行を担当している。
「情報を届ける力」をつけたい
―― 就転職活動中は何を軸に動いていたのですか。
私の転職活動の軸は「情報を届ける力をつける」でした。
前職は地方の新聞記者。行政職員や地域の人、政治家、経済人を取材し、「この情報が地域の人の生活を、地域の将来をより良くする」と誇りを持っていました。しかし、どんなに時間や労力をかけて裏取りをして記事を書いても、書いて載せるだけだと情報が届かない時代になっていることを実感したのです。
情報を届けるには、どうすれば良いのか。例えば、SEO対策をして検索上位に表示されるようにすること。ターゲットを分析し、響くキャッチコピーを特定すること。記事を広告に出し、興味関心が重なる人の目に触れやすくすること。こうした施策を試し、データに基づいてPDCAを回せるWebメディアで働きたいと考えていました。
―― 最終的には何が入社の決め手となったのでしょうか。
HR領域のおもしろさと、多様なコンテンツを持っていたことです。前職に入社する際も、働く人がそれぞれの力を発揮できるような環境づくりを手伝いたいと、労働分野の担当を希望していました。『日本の人事部』では、企業の人事に情報を届けることで、企業成長の視点を持ちながら働く人にとって良い環境づくりができることが魅力でした。
また、Webコンテンツだけでなく、紙の雑誌や、セミナーや勉強会など、多様なコンテンツがあり、さまざまな手法で「情報の届け方」が模索できると考えました。
心理学や脳科学。多様な学問や、人事リーダーの重厚な経験に触れられる
―― 現在の業務内容を教えてください。
編集課メンバーの基本的な業務でいうと、各種コンテンツの企画(インタビュー記事、ノウハウ記事、用語などのSEO記事、HRカンファレンスのセッション)、イベントの運営(HRアカデミー、HRコンソーシアム、HRアワード)などがあります。そのほか私は、情報誌『LEADERS』の企画・進行管理や、メールマガジンの作成、Yahoo!ニュースへの記事出稿などを担当しています。
このほか、社内でいくつかプロジェクトがあり、私は学び系コンテンツプロジェクトのほか業務改善プロジェクトに入っています。
―― 同時並行でさまざまな業務に取り組んでいらっしゃるのですね。仕事でおもしろいと思うことや大変なことはありますか。
HR領域の知見や議論が非常に興味深いので、記事やイベントなどどれも楽しく取り組んでいます!ビジネス領域でありながら、経済学や心理学、脳科学、医学といったさまざまな知見に触れることができます。そのほか、著名企業の人事リーダーの皆様からHRの同志に共有される、重厚な経験に裏打ちされた理論や哲学も聞きごたえばっちりです。
苦労といえば、常に新しい道を切り開くことが求められるので、コンテンツづくりでよくいわれる「産みの苦しみ」はあると思います。
業務効率化とサイトパワー向上
―― Miyazatoさんは、忙しい中でもプロジェクトに前向きに取り組んでいらっしゃいますね。
業務改善プロジェクトでは、開発チームにシステムを設計してもらい業務を自動化したり、より本質的な仕事に集中できるよう、ツールの導入を検討したりしています。効率的に働き、より質の高いアウトプットができるとモチベーションが上がりますよね!
学び系コンテンツを通してサイトパワーの向上をねらうプロジェクトでは、『日本の人事部』のユーザビリティを改善させたり、サイトの機能利用を促進するために新しいコンテンツを企画したりしています。KGI、KPI達成に向けて、サイトの利用状況をデータで確認し、施策を考え、効果測定するため、数値に向き合う時間が増えました。良い経験になっています。
好奇心旺盛で、不確実性への耐性がある人
―― どんな方にHRビジョンに来てほしいですか。
まずは好奇心旺盛な人。人と組織をより良くするには、さまざまな角度から、さまざまな知見を持ち寄る必要があるのだと思っています。興味関心が幅広い人は、きっとHRビジョンで楽しく働けると思います。
次に、不確実性が高い状況でも大丈夫な人。常に、新しいチャレンジをしていく職場なので、答えがない中で考え、進んでいくことになります。答えを見つけるのではなく、仲間と一緒に模索していける人、そこに楽しさを見いだせる人は、大活躍してもらえると思います。